教諭歴17年目の現役の幼稚園教諭として、これまで3000人以上の子ども達に鉄棒や跳び箱、マット運動などの体操、運動指導をしてきました!
今回はおやつの必要性とおすすめのおやつについてご紹介します。
- おやつの役割とは?
- おやつの選び方のポイントとは?
- おすすめのおやつとは?
- おやつを食べる時の注意点は?
読み終わった時、おやつのイメージが変わるはずです。
おやつの役割とは?
おやつってどんなイメージがありますか?
〝おやつはお菓子を食べるもの〟と思っている方いませんか?
実はおやつは食事では足りない、補いきれない栄養素を補給するための〝補〟食の役割なんです!
幼児期は胃をはじめとした消化器官の発達が未熟なので、次の食事までに必要な量を一度に食べることができません。
そこでおやつという間食で次の食事までに必要なエネルギーを補給するのです。
10時と15時におやつの時間があるのは、そういうわけなんですね!
なのでおやつで食べるのは、お菓子じゃなくていいわけです。
選び方のポイントは?
では具体的にどんなおやつがいいのでしょうか?
おやつを選ぶ時のポイントは…
この2つです。
すぐエネルギーに変わりやすいものだと、食べてすぐ遊びや運動のためのパワーになります!
またカルシウムやビタミンCといった食事では不足しがちな栄養素を補えるおやつもおすすめです。
おすすめのおやつ
では具体的にどんなおやつがいいのでしょうか?
- エネルギーが補給できるおやつ
- 栄養素が補給できるおやつ
- 市販されているお菓子でおすすめのおやつ
の3つに分けて、おすすめのおやつをご紹介します。
エネルギー補給
エネルギーに変わりやすい炭水化物中心のおすすめのおやつは以下の3つです!
おにぎり
まずはおにぎりです。
おにぎりのもとを入れて混ぜたり、好きな具を入れるだけで簡単に作れるおすすめのおやつです。
パン
パンも簡単に作れ、エネルギー補給にぴったりのおやつです。
ホットドックにすればウインナーやレタス、キャベツ等いろんな物を挟め、栄養面でもおすすめです!
うどん
最後はうどんです。
うどんも野菜と一緒に煮込んで食べることで、エネルギーだけじゃなく栄養も一緒に補給できます!
栄養素補給
普段の食事で不足しがちな栄養素を補えるおすすめのおやつは以下の5つです。
ノビルン
ノビルンはおやつ感覚で食べられるラムネ風タブレットです。
選べる4つの味(ラムネ・ココアチョコ・ぶどう・パイナップル)で飽きにくくなってます!
主要成分のひとつ「ボーンペップ」は、カルシウムと一緒に摂ることで成長期のお子様の骨を強く、早く伸ばす力を発揮することがわかっています。
ノビルンはそんな「ボーンペップ」を300mgも高配合しています。
スクスクのっぽくん
スクスクのっぽくん もカルシウムが配合されたグミです。
セノビルプラス
セノビルプラス は「美味しさ」「高い栄養価」「安心」「安全」であることを第一に考え、
開発した成長期の子どもに特化したココア味のタブレットです。
カルシウム、マグネシウム、成長アミノ酸(アルギニン・シトルリン・オルニチンの3成分合計)、
乳酸菌、ビフィズス菌、コラーゲン、グリシンが主に配合されています。
マックスノビール
マックスノビールは元プロ野球選手も配合成分に太鼓判を押しています!
成長期5大成分として…
- 成長期に必須のアミノ酸「アルギニン」1,000mg
- 元気サポート成分「クエン酸」850mg
- 身体の土台をつくる「プロテタイト」50mg
- カルシウムと相性のよい「ボーンペップ」50mg
- 休息サポート成分「グリシン」20mg
をバランスよく配合しているドリンクタイプのサプリメントです。
さらに…
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビタミンB12
- 葉酸
- ビタミンD
- ビオチン
の栄養素を「栄養機能食品」の表示が可能な量を配合しており、1杯で、1日に不足しがちな栄養素を補うことができます。
おなかちゅあぶる
おなかちゅあぶるとは子供の便秘を解決する栄養補助食品になります。
おなかちゅあぶるの特徴として…
- 健康長寿の長野県の伝統食であるすんき漬け由来の乳酸菌が使われている。
- 乳酸菌には動物性と植物性があり、おなかちゅあぶるは植物性で、ヨーグルトなどの動物性のものよりもお腹に届きやすい。
- 乳酸菌をナノ型にすることで小腸のパイエル板を通過しやすくし、吸収効率を高めることに成功(特許技術)
- 薬が嫌いな小さなお子様でも、おやつのように食べられるので(水なしで噛んで食べられるヨーグルト味)、親も子供に食べさせやすい。
- 他にも子供の成長に必要な栄養素を豊富に配合(カルシウム、オリゴ糖、食物繊維、アミノ酸、ビタミンB群、葉酸ほか)
- 虫歯になりにくい「キシリトール」も配合。
市販のお菓子
「おにぎり作ってあげたいけど、仕事が忙しくて…」という方には市販のお菓子でもOKです!
市販のお菓子も昔に比べて進化しており…
- 栄養価が高い
- 合成着色料や保存料を使ってない
- アレルギーに対応している
といったお菓子も多くあります。
既製品でおすすめのお菓子は以下の3つです!
ねるねるねるね
ねるねるねるねは自分で作れる知育菓子としても人気があります。
カラフルな見た目に反して、合成着色料や保存料を一切使用してないのは安心ですね!
たべっこどうぶつ
たべっこどうぶつは定番のお菓子ですね。
サクサクと食べやすく、子どもの成長に欠かせないカルシウムやDHAが配合されているのも嬉しいですね!
あたりめ
あたりめはおつまみのイメージが強いですが、子どものおやつにもぴったりです。
よく噛んで食べることで、顎が丈夫になります。
ポイントとしては…
おやつの注意点は?
おやつを食べる時には以下の3つに気をつけましょう!
飲み物と一緒に食べる
おやつを食べる時に子どもはおやつだけに目がいき、飲み物を飲むのを忘れがちです。
子どもはいっぱい動いて汗をかいているので、おやつと一緒に飲み物を飲むのも忘れないようにしましょう!
おすすめはお茶や牛乳、スポーツドリンクです。
ジュースを飲みたがっている時は、おやつを甘くないものにしてバランスをとるようにしましょう。
たくさんあげすぎない
たくさんの量をあげすぎないように注意しましょう。
おやつを食べ過ぎて、夕食が食べられなくなってしまっては本末転倒なので、年齢や普段の食事量からおやつの量を調節してあげてください。
またおにぎりやパンをおやつとして食べていたけど、既製品のお菓子に興味が出てきた時はおにぎりやパンの量を減らしましょう!
時間を決める
最後は食べる時間を決めるようにしましょう。
年齢や量によって変わりますが、大体20分前後が目安です。
だらだらとずっと食べていると虫歯になったり、晩御飯が食べられなくなります…。
時間を決めて、食べ終わらなくてもそこで終わりにしましょう!
おやつは遊びや運動にも大きな影響がある
おやつを食べてることで、遊びや運動をするためのエネルギーになります。
遊びや運動の経験を多くすればするぼど、運動能力は向上していきます!
いっぱい遊びたいけど、お腹が空いて遊べない…というのは運動能力を伸ばすのに大切な幼児期ではとてももったいないです…。
おやつでエネルギー補給をして遊ぶことで筋肉や骨の成長や発達、運動能力の向上に繋がっていきます!
まとめ
いかがでしたか?
おやつは“第4の食事”と言われるくらい、子どもにとって必要なエネルギー、栄養の補給源です。
お子様の好みや普段の運動量、不足している栄養素から、今食べているおやつを見直してみてはどうでしょうか?
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