教諭歴16年目の現役の幼稚園教諭として、これまで3000人以上の子ども達に鉄棒や跳び箱、マット運動などの体操、運動指導をしてきました！
今回は縄跳びの交差跳びが跳べるようになる為の練習ステップと重要ポイントをご紹介します！
交差跳びは腕をバッテンにしたまま縄をまわし跳ぶ技です！
跳べるようになる為に押さえておくべき重要なポイントは3つだけです！
同時にこの3つはつまずきやすい所でもあります！
どこを注意して、どうやって練習するかを知ってるだけで飛躍的に上達が早くなります！
ただ交差跳びの練習をするには、前まわし跳びが跳べていることが前提になります！
まだ跳べないという方はこちらを見て、まず前まわし跳びをマスターして下さい！
前まわし跳びは縄跳びのすべての技の基本です！
前まわし跳びがベースにないと交差跳びやあや跳び、二重跳びは出来るようにはなりません！
ポイント1.腕をクロスさせて縄をジャンプする
まずは前まわし跳びをしたら、腕をクロスさせます！
そしてこのクロスさせた縄の中に体が入るようにジャンプをして縄を跳び越えます！
腕は体が入るくらい体の真横に大きくクロスさせましょう！
腕のクロスが小さかったり、斜めになってしまうと縄が体がぶつかり、うまく中に入れなくなってしまいます！
ポイント2.バッテンにした縄が前にくるように手首を返す
今度は腕をクロスさせて跳んだ後に縄が前にくるようにしましょう！
・前まわし跳びを速く跳ぶ！
・腕をクロスさせて、跳ぶ時に体に縄が当たらないようにする！
・縄をジャンプしたら手首を返しましょう！
この3つが出来ていれば、前まわし跳びの勢いでジャンプした後に縄は前にくるはずです！
手首を返すとは、手首をクルクル回して縄を回すことです！
もし縄が前にこなかった時は…
・前まわし跳びの勢いが足りない！
・縄が体にぶつかって失速したり、体に絡まった状態になっているか！
・手首をタイミングよく返せてない！
縄が前にきたら、腕をクロスさせたままジャンプしましょう！
これで一回跳べたことになります！
ポイント3.手首を回して3回跳んでみよう！
1回跳べたら今度は3回を目標に跳んでみましょう！
ここが3つのポイントで一番難しいポイントになります！
交差跳びは腕をクロスさせたまま跳ぶので、前まわし跳びのように腕を回すことが出来ません！
なので手首を使い、タイミングよく縄を回すことが跳び続ける必須ポイントになります！
1回跳ぶのは前まわし跳びの勢いもあるので、比較的楽ですが、2回、3回と跳ぶには…
・1回跳んだ後に、縄の回転を止めないように手首を返す！
この手首を返すタイミングもとても重要です！
縄をジャンプした後が手首を返すタイミングです！
このタイミングで手首を返せば、縄が失速しません！
やみくもに手首を回せばOKではないので、そこは注意が必要です！
3回跳べるようになれば、手首を返すタイミングも出来ているので、あとは5回、10回と回数を増やせるようにたくさん跳んでいくだけです！
まとめ
いかがでしたか？
今回ご紹介した重要ポイント3つは、そのまま練習ステップでもあります！
縄跳びは跳んだ経験値がそのまま上達に繋がります！
いっぱい跳べば、その分いっぱい上手になります！
前まわし跳びが簡単になったら、ぜひお子様と一緒にやってみて下さい！
以前ご紹介したあや跳びもおススメです！
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