教諭歴16年目の現役の幼稚園教諭として、これまで3000人以上の子ども達に鉄棒や跳び箱、マット運動などの体操、運動指導をしてきました!
今回は幼児期におすすめする運動系の習い事とおすすめポイントを5つご紹介します。
皆様ご存知のものから「初めて聞いた!」というものまであると思いますが、本当におすすめなものだけを選びました!
おすすめの習い事5選!
今回おすすめするのは楽しく習いながら身体の基礎能力を伸ばせる習い事に特化させています。
本当におすすめなものばかりなので気になるものがないかチェックしてみてください!
スイミング
まずはスイミングです!
長年、習い事として人気が高いですよね!
私個人的にもかなりおすすめです!
人気の理由として…
等、習うメリットは多いです!
大人数が同じ水に入ったり、足拭きタオル等を共有することで感染症に掛かりやすくなるデメリットもありますが、やはり大きなプールで泳ぎ方を教えるのは、家庭では難しいですよね。
個人的におすすめの理由は…
この2つです!
水中を歩くだけでも普段歩く時と違い、水による負荷が掛かります。
水中で泳ぐ事で全身運動になり、無理なく筋力、筋持久力を鍛えることができます。
スイミングで筋力が鍛えられていれば、他のスポーツをやる時にも役立ちますね!
またスイミングは乳児期かりできるのも魅力です!
小さい頃から水に慣れることで泳ぎの上達も早くなります。
トランポリン
次はトランポリンです。
トランポリンは習い事としてあまりメジャーではないですが、運動系の習い事としてはかなりおすすめです!
おすすめポイントとして…
トランポリンは簡単に跳んでいるように見えますが、全身のいろんな能力を使わないと跳び続けるのが困難です。
逆にそれだけ全身運動になっていて、いろんな能力が伸びていきます。
デメリットとしてはスイミングや体操と違い、トランポリン教室の数が少ないところです…。
もし近所にトランポリン教室があれば入会を検討してみては?!
biima sports(ビーマスポーツ)
biima sports(ビーマスポーツ)とは…
早稲田大学スポーツ科学学術院教授
サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)フィジカルコーチ 広瀬 統一 先生
×
早稲田大学人間科学学術院教授
日本幼児体育学会会長 前橋 明 先生
という早稲田大学教授陣が共同開発したプログラムで、最新のスポーツ科学と21世紀型幼児教育学を融合した総合キッズスポーツスクールです。
と言われても、何をするのかよくらわからないですよね…。
これはおすすめポイントにもなるのですが、なんと…
など7種類以上のスポーツを総合的に教えてくれます!
さまざまなスポーツを総合的に学ぶことで、運動能力を構成する7つの能力(バランス、定位、変換、連結、リズム、識別、反応)をバランスよく伸ばすことができます!
幼児期では専門種目の練習より、いろんな動き、遊びを経験する方が運動能力向上に繋がるといわれています。
例:逆上がりの練習ばかりやっていると一定の動きしかしないし、逆上がりに必要な能力しか身に つかない。
スイミング教室はスイミング、体操教室では体操というように習い事とは一つの教室で一つの事を習うのが当たり前とされてきた中で、複数のスポーツを総合的に学べるのは大きなメリットです!
対象年齢は3〜11歳。
関東を中心に全国に教室を展開されていますが、まだそこまで教室が多くないようですが、無料体験教室もやっているので、もし自宅近くにある方は参加してみてください!
biima sports 21世紀型教育の総合キッズスポーツスクール
サッカー
次はサッカーです。
おすすめポイントは…
幼児期でいきなりチームプレーは難しいので、まずボールを足で操る、蹴ることに慣れていく練習が中心になります。
ただし強いチームだと幼児期から本格的な練習をしている所もあるので、体験教室等に参加をしてチームの雰囲気を掴んでおくのがいいでしょう!
ボールを蹴ったり、追いかけたりするのは子どもにとって楽しい遊びでもあります。
男の子に人気の習い事ですが、最近では女の子で習う子も増えていますよ!
ダンス
最後はダンスです。
ダンスのおすすめポイントは…
ダンスは小学校からの必修科目にもなりました。
お子様の性格によっては人前で踊ることに最初少し戸惑ってしまうかもしれませんが、段々と音楽に合わせて踊れるになってくると自信に繋がります。
他にもおすすめな運動系の習い事は?!
他にもおすすめな運動系の習い事はキックボクシングです。
キックボクシングはボクシングと違い足も使うことで…
そしてバレエです。
バレエは女の子に人気の習い事ですね。
おすすめポイントは…
体操やボルダリングもおすすめだが…
体操教室やボルダリングも人気の習い事ですが…
ある条件下じゃないとおすすめできません!
その条件とは…
普段から身体を動かして遊び、身体能力の基礎をつくっていることです!
体操教室では前転や逆上がり、跳び箱等の器械運動を主にやります。
これはある程度基礎能力があることを前提としています。
もちろん身体的な基礎能力を伸ばすための練習も行いますが週1~2回、一回60分前後のレッスンだけでは十分な効果は得られません…。
普段の遊びの中で腕の力をつけずに、逆上がりのやり方を習ってもできるようになりますか?
難しいですよね…。
せっかく技術を教えてもらっても、それを十分に受け止め、活かせる基礎能力がないと上達には時間が掛かります。
できないことが多いと、お子様もレッスンに通うのが嫌になってしまいます…。
体操教室やボルダリングは習いながら、並行して外でいっぱい遊び、身体能力の基礎を育むことで、教えてもらった技術を十分に活かすことができるのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回おすすめした習い事は効果的に運動能力を伸ばすことができるものばかりです!
しかし習い事で大切なのはお子様が楽しく通えるかどうかです!
お子様が興味を持った習い事を見つけてあげてください。
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