入園してから体操、運動についていけるか不安…。そんな時は入園前にこれをやっておこう!

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入園前におすすめ

教諭歴16年目の現役の幼稚園教諭として、これまで3000人以上の子ども達に鉄棒や跳び箱、マット運動などの体操、運動指導をしてきました!

今回は入園後の体操、運動について不安がある親御さんにぜひ見て頂きたいです!

幼稚園や保育園に入園予定の親御さんはいろんな不安があると思います…。

「泣かないで行けるかな…」

「お弁当や給食食べられるかな…」

「おもらししちゃったら、先生に言えるかな…」

「お友達出来るかな…楽しく遊べるかな…」

特に上に兄弟姉妹がおらず、初めてお子様が入園する時は親御さんも園での生活やどんなことをするのかがわからず不安になりますよね…。

今回その中で、取り組まれてる園も多い体操教室についてご紹介したいと思います!

〝体操教室って、どんなことをやるの?〟

〝他の子についていけるか心配…〟

〝入園前にやっておいた方がいいことあるの?〟

とお悩みの方がいらっしゃったら、ぜひご覧下さい!

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体操教室ってどんなことする?

平均台を渡っている男の子

体操教室は実施している園と、そうでない園があります!

幼稚園でやってる印象が強いと思いますが、近年では保育園でも実施している所は多いですね!

園によってカリキュラムが違いますが、主に…

・鉄棒種目

・マット種目

・跳び箱種目

・ボール種目

・縄跳び

等、器械体操をやります!

リトミックというのもありますが、これは音楽に合わせて体を動かしたり、手遊びをしたりとリズム遊びの要素が強いもので体操教室とは少し違います!

リトミックとは|リトミック研究センター
リトミックは音楽を手段として、基本的な音楽能力だけでなく一般教養や子どもたちが個々に持つ「潜在的な基礎能力」の発達を促す教育です。リトミック研究センターではこどものためのリトミックによる教育や優れたリトミックの指導者の育成を行っています。

ついていけるか心配…

「鉄棒やマット運動なんてやったことないけど、ちゃんと出来るのかしら…」

と不安な親御さんの気持ちもわかります!

一概には言えませんが、入園当初の3歳児クラスでは難しいことはしません!

たとえ初めてやることでも、先生の真似っこをすればわりと簡単に出来ることを選んでいます!

私自身、年少さんのクラスでやっていること、気をつけていることとして…

CHECK

・体操教室でのお約束や流れを覚える!

楽しくやるのはいいけど、怪我に繋がるのでふざけない!

お友達を押したり、痛いことはしない!

先生のお話をきちんと聞こう!

最後まで諦めずに頑張ろう!

とかですね!

・走ったり、動物に変身してお引越しゲーム!

・一人で出来る簡単な補強運動(体を強くする運動)や柔軟運動!

・鉄棒にぶら下がったり、跳び箱のお山によじ登ったり、マットででんぐり返しをしたり、楽しみながら体操器具に触れていく!

このように体を動かして遊ぶことを楽めるようになること!

そして体操教室の時間を好きになってもらうことを一番大切にしています!

入園当初は体操教室だけでなく生活面で初めてのことがいっぱいあるので、いろんなことに少しずつ慣れていけるように配慮している園がほとんどだと思います!

なので、いきなりやったこと全部が出来なくても全然大丈夫です!

ただ体操教室に力を入れていて、そこを一つの売りにしている園もあります!

そういう園は少しレベルが高いことをやっているかもしれないので、園見学等で対応してくれた先生に聞いてみたり、園に問い合わせてみて…

・どんなことをやっているのか?

・あまり運動に自信がない子でも、楽しんで取り組めるのか?

聞いてみるのがおすすめです!

入園前にやっておいた方がいい運動は?

雲梯にぶら下がる男の子

「難しいことやらないのはわかったけど、それでも入園前にやれることがあったらやっておきたい…」

なんて思ったら、おすすめなのは外遊びをいっぱいすることです!!

「えっ…それだけ?!」

と思われた方!

それだけです笑

でもこれってめちゃくちゃ大切です!

よくある勘違いが、運動神経は親の遺伝だと思われてること…。

これは間違いです!

運動神経は外遊びや運動をいっぱい経験すれば、誰でも良くなります!

運動神経は遺伝ではなく、運動をどれだけやったかという経験値で決まるということですね!

詳しくはこちらに!

なので体のいろいろな使い方を、遊びから経験出来るようにいっぱい体を動かして遊んで下さい!

「でも外でどういう遊びをしたらいいのか…」

と難しく考えなくて大丈夫です!

例えば公園の遊具遊びをお子様と一緒に楽しむとかでも効果絶大です!

勤務する幼稚園で子ども達に体操、運動を指導していると、入園後の体操教室で普段体を動かして遊んでいる子かはすぐにわかります!

これは…

・体を動かすことを楽しんでいる!

・やったことのない運動や遊びでも、あまり恐れや不安がなく取り組んでいる!

・走る、ジャンプ、登る、ぶら下がる、飛び降りる等の基本動作が滑らかである!

という特徴があります!

これは普段の遊びによってベースが出来ているからですね!

といっても、普段体を動かして遊んでいる子といない子で入園当初はそこまで差は出ません!

ただし年少さん→年中さん→年長さんと年齢が上がるにつれて、普段の外遊びの経験値は大きな差として表れてきます…。

入園後もお子様自身がすすんで外遊びを楽しめるようになるには、0〜2歳の入園前に親御さんが一緒に外で遊んであげ、外遊びを楽しい習慣にしてあげるのが大切です!

入園までに外遊び大好きっ子になれれば、入園後の体操教室も楽しく取り組めるはずです!

まとめ

いかがでしたか?

入園後、園の体操教室についていけるかは、体操教室に力を入れている園でなければ、あまり心配しなくて大丈夫です!

ただ外遊びの経験が少ないと、年齢が上がるにつれ段々とまわりの子と差が出始めます…。

親御さんがリードしてあげて、お子様と一緒に外でいっぱい遊んで下さい!

私も勤務園の保護者の方に「お子さんにも体操教えているんですか?」とよく聞かれますが…

答えは「いいえ!」です!

子どもが生まれてからはとにかく一緒に全力で遊んだだけです!

運動遊びはお子様の発達にも重要な要素なので、あまり悩まずにいっぱい外遊びをして下さい!

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